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AGA治療薬を飲み忘れたら? 正しい対処法と薬ごとの注意点

2025/10/03
監修:辛島 史憲

AGA治療薬は、毎日継続して服用することで効果を発揮します。しかし、毎日の生活の中でつい飲み忘れてしまうことは珍しくありません。そんなときに「まとめて2錠飲んでも大丈夫?」「数日空いたら効果は落ちるの?」と不安に思う方も多いでしょう。

この記事では、飲み忘れた際の正しい対処法、効果への影響、避けたい誤った対応と副作用のリスク、さらに飲み忘れを防ぐための工夫について詳しく解説します。

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なぜ毎日飲み続けることが大切なのか

AGA治療薬は、習慣的な服用によって効果が期待できます。薬の作用は毛周期に沿って徐々にあらわれるため、治療継続が欠かせません。1日程度の飲み忘れで急に抜け毛が進行することはありませんが、服用を断続的に中断すると十分な効果が得られない可能性があります。

血中濃度を安定させて効果を持続させる仕組み

薬の効果を十分に引き出すには、血中濃度を安定させることが重要です。髪の毛は「成長期」「退行期」「休止期」というヘアサイクル(毛周期)に沿って生え替わっています。AGAは、男性ホルモンであるテストステロンから変換されるジヒドロテストステロン(DHT)が毛包に作用し、成長期を短縮させて毛周期を乱すことで進行します。

フィナステリドやデュタステリドは、DHTの産生を抑えて毛周期を整え、ミノキシジルは血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、毛包の成長期を延長することで発毛を促すと考えられています。安定した効果を得るには、血中濃度を一定に保つ必要があり、そのためには毎日の服用が欠かせません。

飲み忘れが積み重なると抜け毛防止・発毛効果が弱まる

AGA治療薬は、長期的に毛周期を整えることで効果を発揮します。1日程度の飲み忘れで直ちに抜け毛が増えることはありません。

しかし、飲み忘れが繰り返されると血中濃度が安定せず、毛包への作用が十分に及ばなくなります。その結果、治療効果が弱まり、再び抜け毛が進行する可能性があります。継続的に効果を得るためには、できる限り毎日欠かさず服用を続けることが大切です。

飲み忘れたときの正しい対処法

AGA治療薬を飲み忘れても、1日程度であれば大きな影響が出ることはありません。正しい対応をとって副作用や治療効果の低下を防ぐことが重要です。ここでは、飲み忘れ時に押さえておくべき3つのルールを解説します。

  • 気付いたときに1回分だけ服用する
  • 次の服用時間が近ければスキップする
  • 2回分をまとめて服用しない

頻繁に飲み忘れると血中濃度が安定せず、十分な治療効果が得られなくなる可能性があります。副作用リスクを避けるためにも、まとめ飲みは絶対に避けてください。

特に注意すべき点は「飲み忘れた分をまとめて服用しないこと」です。ここでは、飲み忘れによる影響や注意点、そしてなぜ「まとめ飲み」が危険なのかを解説します。

1日忘れても大きな影響はない

1日程度の飲み忘れであれば、すぐに効果が失われる心配はありません。気付いた時点でその日の分を通常通り1回だけ服用すれば問題ありません。

数日続くと効果が弱まる可能性がある

数日間飲み忘れが続くと、薬の血中濃度が一時的に低下し、薬の作用が十分に発揮されにくくなります。頻繁に飲み忘れると治療効果を実感しにくくなるため、早めに服用習慣を立て直すことが重要です。

2回分を一度に飲まない(副作用リスク)

複数回分を一度に服用すると、薬の血中濃度が急激に上昇し、副作用のリスクが高まります。特にミノキシジル内服薬では、血圧低下や動悸などの症状が出る可能性があるため、飲み忘れた分を一度に服用することは推奨されません。

フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル|薬別の飲み忘れ対応方法

AGA治療薬は薬ごとに作用や体内での持続時間が異なるため、飲み忘れたときの対応も少しずつ違います。薬を飲み忘れたときの対処法を、それぞれ正しく理解しておきましょう。

フィナステリドを飲み忘れたときの対応

フィナステリドを飲み忘れた場合は、気付いた時点で1回分だけ服用してください。もし次回の服用時間が近いときはスキップし、次回から通常どおり服用します。数日分をまとめて服用するのは避けてください。1日程度の飲み忘れで効果がすぐに失われる心配はありません。

デュタステリドを飲み忘れたときの対応

デュタステリドも基本的にはフィナステリドと同じ対応です。気付いたときにできるだけ早く1回分を服用しましょう。次の服用時間が近ければ1回分を飛ばし、通常のタイミングで再開します。デュタステリドは体内にとどまる時間が比較的長いため、1日服用を忘れても大きな影響はありません。

ミノキシジル内服薬を飲み忘れたときの対応

ミノキシジル内服薬を飲み忘れた際も、フィナステリド・デュタステリドと同様です。まとめて飲むと血圧低下や動悸などの副作用が強まるリスクがあるため、避けてください。

ミノキシジル外用薬を塗り忘れたときの対応

ミノキシジル外用薬を塗り忘れた場合は、気付いたときに1回分だけ塗布し、次回からは通常のタイミングに戻してください。2回分をまとめて塗っても効果が倍増するわけではなく、副作用のリスクが高まります。

まとめ飲みや外用薬の塗り過ぎなど、過剰使用によるリスク

AGA治療薬は、定められた用法・用量を守って服用することが基本です。飲み忘れを取り戻そうとして複数回分をまとめて服用したり、効果を早めたいと考えて過剰に使用したりすると、副作用のリスクが高まります。

特にミノキシジル内服薬は、もともと高血圧治療薬として開発された経緯があり、過剰に服用すると血圧低下や動悸などの副作用を招く可能性があります。自己判断での増量やまとめ飲みは避け、必ず医師の指導に従いましょう。

起こりうる副作用

ここでは、代表的なAGA治療薬ごとに、過剰使用によって生じる可能性のある副作用を解説します。

フィナステリド・デュタステリド

過剰に服用すると、性機能への影響(勃起不全や性欲減退など)や肝機能障害が起こる可能性があります。

ミノキシジル内服薬

血圧低下、むくみ、動悸など、心血管系への副作用が懸念されます。ただし、AGA治療に用いられるミノキシジル内服薬は、高血圧治療に比べて低用量(1日2.5〜10mg程度)で処方されます。高血圧治療では最大100mg/日が使用されるため、AGA治療における重篤な副作用の頻度は低い傾向にあります。

それでも、ふらつき、息切れ、吐き気、皮膚のかゆみなどが起こる可能性はあるため、過剰な服用は避け、異変を感じた場合は自己判断せず必ず医師に相談してください。

ミノキシジル外用薬

過剰に塗布しても効果が高まることはなく、かえって頭皮のかぶれや炎症などの皮膚トラブルを招く恐れがあります。

もし過剰に服用してしまった場合は、症状の有無に関わらず、速やかに医療機関へ相談しましょう。

ミノキシジル内服薬を避けるべきケース

ミノキシジル内服薬は国内では未承認ですが、海外では「ロニテン」という商品名で高血圧治療薬として販売されています。禁忌となるのは、成分に過敏症の既往がある人や褐色細胞腫の人です。副作用には、血圧の低下や心臓病の悪化などがあります。ミノキシジルは強力な血管拡張作用を持つ薬剤であり、自己判断での服用はリスクを伴います。必ず医師の指導のもとで服用してください。

※ミノキシジルは国内では、頭皮に塗布する一般用医薬品(外用薬)としてのみ承認されています。内服薬は未承認のため、万が一重篤な副作用が起こっても医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※ミノキシジル外用薬のうち含有量が5%を超える製品も、国内では未承認です。

飲み忘れを防ぐための工夫

AGA治療薬の効果を十分に得るには、毎日の服用を継続することが欠かせません。しかし、忙しい日常の中ではどうしても飲み忘れてしまうことがあります。そこで、服薬を習慣化するために役立つ工夫を取り入れることが重要です。代表的な方法として、リマインダーの活用、日常習慣との結び付け、ピルケースでの管理などがあります。自分に合った方法を取り入れ、無理なく継続を心がけましょう。

スマホリマインダーやアプリで飲み忘れ防止

スマートフォンのリマインダーやアラーム、服薬管理アプリを活用すると、飲み忘れ防止に有効です。毎日同じ時間に通知を設定しておくことで、服薬を習慣化しやすくなります。

日常習慣に組み込んで自然に服薬

歯磨きや朝食の前後、就寝前など、日常のルーティンと結びつけるのも効果的です。生活のリズムに取り込むことで、意識せずとも服薬が定着しやすくなります。

ピルケースで管理し二重服用を防ぐ

ピルケースや1日分を分けて管理できるケースを使用すると、服用の有無が一目で確認できます。飲み忘れや二重服用を防げるだけでなく、管理の手間も軽減されます。さらに、服薬時間を決めておくと、習慣化がより確実になります。

副作用や飲み合わせで服薬中止が必要な場合

AGA治療薬は毎日の継続が基本です。しかし、体調に変化がみられた場合や、他の薬との飲み合わせによっては、服用の中止または変更を要する場合があります。自己判断で服薬をやめると治療効果が持続しなくなるため、気になる症状が出たときや新しい薬を使用する際は、必ず医師に相談してください。

副作用が疑われるときの対応

  • フィナステリドやデュタステリド
    性機能障害(勃起不全や性欲減退など)や肝機能障害が報告されています。肝機能障害は自覚症状が出にくいため、定期的に血液検査(AST、ALT、γ-GTP)で確認することが推奨されます。
  • ミノキシジル内服薬
    動悸やむくみ、息切れなど比較的自覚しやすい副作用が起こることがあります。体調に異変を感じた場合は速やかに医師に相談してください。

他の薬との併用で注意が必要なケース

  • フィナステリド
    重大な相互作用は報告されていません。
  • デュタステリド
    一部の抗ウイルス薬、抗菌薬・抗真菌薬などと併用すると薬の血中濃度が上がり、副作用リスクが高まる可能性があります。
  • ミノキシジル内服薬
    降圧薬との併用で血圧が下がりすぎる恐れがあるため注意が必要です。

 

AGA治療薬を服用中に医療機関を受診する際や、市販薬を購入する際には、必ず服用中の薬を医師・薬剤師に伝えてください。

医師と相談して安全に中止・変更する方法

副作用や相互作用が疑われる場合でも、自己判断で薬を中止すると治療効果が途切れる可能性があります。

まずは症状や服薬状況を医師に伝えましょう。医師は必要に応じて問診や検査を行い、薬の中止や別の治療への切り替えを判断します。薬の中止や変更は、自己判断でなく医師の指導に基づいて行うことが、安全に治療を継続するために大切です。

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AGA治療薬の飲み忘れに関するよくある質問

飲み忘れは、特に不安を感じやすいポイントです。ここでは、よくある質問を改めて整理し、もう一度分かりやすくまとめます。基本的な考え方を押さえておけば、焦らずに対応できます。

Q.AGA治療薬を飲み忘れたらどうすればいい?

A.飲み忘れに気付いたときは、すぐにその日の分を服用してください。次のタイミングからは普段通りに服用しましょう。例えば毎晩寝る前に服用している人が、翌朝に前日の飲み忘れに気づいた場合は、その日の夜(次の服用タイミング)に1回分だけ服用します。

Q.薬を飲み忘れたら何日まで大丈夫?

A.1日程度の飲み忘れなら大きな問題はありません。ただし数日以上空いてしまうと、効果が薄れる可能性があります。

「何日まで大丈夫」という明確な基準はありませんが、AGA治療薬は毎日の継続が前提です。できるだけ習慣的に忘れないよう工夫することが大切です。

Q.AGA治療薬は毎日飲むべき?

A.毎日の継続服用が効果を発揮するカギとなります。飲み忘れが続くと血中濃度が安定せず、発毛効果が得にくくなります。

Q.ミノキシジルは寝る前に飲んだ方がいい?

A.ミノキシジルの服用時間に明確な決まりはありません。ただし飲み忘れを防ぐためには、ライフスタイルに合わせて決まった時間に服用するのがおすすめです。就寝前など毎日の習慣とセットにすることで、続けやすくなります。

AGA治療薬を飲み忘れても焦らず、継続することが大切

AGA治療薬の効果を得るためには、毎日の継続服用が欠かせません。飲み忘れに気付いたときも、2回分をまとめて服用することは避け、次のタイミングに1回分だけ服用しましょう。1日程度の飲み忘れで効果が大きく損なわれることはないため、過度に心配する必要はありません。

ただし、習慣的に忘れてしまうと治療効果が十分に得られなくなる可能性があります。リマインダーやピルケースを利用したりして、無理なく続けられる環境を整えることが大切です。また、副作用や他の薬との飲み合わせが気になる場合には、自己判断せず、必ず医師に相談して治療を続けましょう。

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