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頭皮が臭い女性の特徴は?ニオイの原因・対策と改善しない場合の対処法

公開日:2026/04/14
監修:辛島 史憲

毎日シャンプーをしていても頭皮のニオイが気になる場合、皮脂や汗、頭皮の常在菌のバランスの乱れが背景にあることがあります。過剰に分泌された皮脂は常在菌によって分解され、ベタつきやニオイの原因となります。正しいシャンプーの方法や生活習慣の見直しによって、頭皮のニオイが改善が期待できるケースもあります。

ただし、皮脂分泌が多い体質や皮膚疾患が関与している場合には、セルフケアだけでは改善が難しいこともあります。この記事では、頭皮のニオイの原因や日常でできるケア方法、改善のためのケア方法、医療機関に相談する目安について解説します。

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頭皮が臭くなりやすい女性の特徴

頭皮が臭くなりやすい人には、いくつかの主な共通点があります。

  • 食生活が偏っている
  • 過剰なストレスを受けている
  • シャンプーの仕方が間違っている

頭皮のニオイが気になる方は、該当しないかを一度チェックしてみてください。

食生活が偏っている

食生活が偏っていると、頭皮の健康に悪影響を及ぼします。揚げ物の脂肪分、ご飯や麺類などの糖分を多く摂取すると皮脂の分泌が増加し、ニオイやベタつきの原因となるからです。高脂肪食と低脂肪食では、高脂肪食を食事した後のほうが、体臭成分である「2-ノネナール」が増加したと報告されています。

また、ビタミン類が不足するとフケが出たり、脱毛が進んだりするともいわれており、頭皮の健康を守るためにはバランスの取れた食生活が大切です。

過剰なストレスを受けている

過剰なストレスは心身の負荷となり、さまざまな不調をもたらしますが、頭皮においても同様です。ストレスを受けると皮脂の分泌が増加します。汗臭さの一つに「イソ吉草酸」と呼ばれる成分があり、この物質は、皮脂や汗を常在菌が分解することで発生します。

このように、仕事で気を遣いすぎたり、家事などで自分の時間を持てなかったりで過剰なストレスを受けることは、ニオイの原因となり得るのです。

シャンプーの仕方が間違っている

頭皮を洗いすぎると、必要な皮脂を洗い流してしまい、かえって皮脂の分泌が増加するとされています。一方で洗浄が足りない場合は、余分な皮脂が蓄積し、ニオイやベタつきの原因となります。

シャンプーによって、洗浄成分に違いがあり、洗浄力や泡切れなどが異なります。自分の頭皮や髪質に合ったシャンプーを選ぶとともに、後述する予洗いや丁寧なすすぎも大切です。

頭皮のニオイやベタつきの原因

頭皮のニオイやベタつきの主な要因の一つとして、皮脂の過剰分泌が挙げられます。皮脂は頭皮を保護するために必要な成分ですが、過度に分泌されると毛穴を詰まらせ、細菌が繁殖しやすい環境をつくります。

皮膚常在菌によって皮脂が酸化分解された物質が、加齢臭成分である「2-ノネナール」です。皮脂などの脂肪分を分解して2-ノネナールの産生に関わるのは、連鎖球菌や緑膿菌と呼ばれる常在菌です。ブドウ球菌はタンパク質の分解に関わる常在菌で、タンパク質が分解されるとイオウ系のニオイが発生します。

医師のワンポイント

頭皮のニオイやベタつきが続く場合や、かゆみ・赤み・フケ・抜け毛を伴う場合は、脂漏性皮膚炎などが隠れていることもあるため、一度医師にご相談ください。

これって病気かも? 疑われる3つの疾患と症状

頭皮のニオイやベタつきは、もしかしたら病気や他の症状から来るサインかもしれません。更年期障害や脂漏性皮膚炎、化膿性汗腺炎を紹介します。

【1】更年期障害

閉経前後の5年間を併せた10年間を「更年期」と呼び、更年期に現れるさまざまな症状で他の疾患によらないものが「更年期症状」です。更年期症状で、日常生活に支障をきたすケースを「更年期障害」と呼びます。

更年期障害は、女性ホルモンであるエストロゲンの低下で起こり、ホルモンバランスが崩れることが一つの原因です。ホルモンバランスが崩れることによって、皮脂の分泌にも影響を及ぼし、過剰分泌となるとニオイの原因となります。

【2】脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは、頭皮を含む脂質分泌の多い部分に発生する炎症性皮膚疾患です。皮脂の過剰分泌と、皮膚に常在する真菌の一種であるマラセチアに起因すると注目されています。

マラセチアは皮脂を栄養源とし、増殖することで頭皮に炎症を起こします。その結果、ニオイに加えて頭皮の赤み、かゆみ、フケなどを生じることがある疾患です。治療には外用ステロイド剤が使用されていますが、抗真菌剤である2%ケトコナゾールクリームも脂漏性皮膚炎の治療薬です。いずれにしても、医師の診察が必要となりますので、気になる方は受診をおすすめします。

【3】化膿性汗腺炎

化膿性汗腺炎とは、慢性・炎症性で繰り返される毛包性の疾患であり、膿のニオイや痛みを伴います。頭皮にも発生することがあり、放置すると症状が進行していきます。

治療には、膿を出すための切開や抗生剤の内服・外用、生物学的製剤と呼ばれる注射剤などが使用されます。早期診断、早期治療が大切であり、思い当たる症状がある方は早めに医療機関を受診しましょう。

頭皮のニオイをケアする方法

頭皮のニオイをケアする方法は、生活習慣を整え、正しくシャンプーすることです。

生活習慣とは、バランスの良い食事を摂り、良質な睡眠を確保して、メンタルを安定させることが基本となります。

バランスの良い食事を摂る

食生活は、皮脂分泌に影響を与えます。脂質や糖質の多い食事は控えめにして、タンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含むバランスの良い食事を心がけましょう。

特にビタミンB2は、皮脂腺の機能を正常に保つために必要な栄養分だといわれています。ビタミンB2を多く含む食べ物は、魚介類や肉類、豆類、藻類、卵類、野菜類、種実類などです。1日3食の食事を通して、栄養バランスを考慮することが大切です。

しっかりと睡眠をとる

睡眠時間と休養感からなる良い睡眠は、頭皮の健康にとっても重要です。睡眠不足は、ホルモンバランスを崩し、皮脂の過剰分泌を招く原因となる可能性があります。日中はしっかりと体を動かし、就寝前にはリラックスできる環境を整え、スマートフォンやパソコンの使用を控えると良いでしょう。また、寝る間に軽いストレッチや深呼吸を取り入れると、リラックス効果がさらに高まります。

ストレスをコントロールする

ストレスは、頭皮に影響を与えます。頭皮の健康を維持するため、仕事や家事で忙しく過ごす1日のなかにリラックスする時間をつくることが大切です。趣味やちょっとした運動を取り入れることで、ストレスを軽減させましょう。適度な運動やストレッチは、血行を促し頭皮の健康にも役立ちます。

また、瞑想や深呼吸もストレス軽減に効果的とされているため、日常生活でできることから始めてみましょう。

正しくシャンプーをする

シャンプーの仕方も頭皮のニオイケアにおいて重要です。以下の手順で行います。

  1. ブラッシングで髪のもつれをとく
  2. シャワーで頭皮と髪をしっかり濡らし、頭皮の隅々まで洗い流す(予洗い)
  3. シャンプーで頭皮を洗う
  4. すすぎで泡をしっかり落とす

髪の長さに関係なく、「予洗い・シャンプー・すすぎ」にはそれぞれ同じくらいの時間をかけ、指の腹を使って丁寧に行いましょう。特にシャンプー後のすすぎが大切です。シャンプーの泡が残っていると、ニオイや炎症、ベタつき、フケの原因となるため、しっかり洗い流しましょう。

適切な頭皮ケアでニオイが改善しない場合は医師に相談を

生活習慣を整えたり、適切にシャンプーをしたりしても頭皮のニオイが改善しない場合は、医師に相談することをおすすめします。頭皮のニオイには、皮膚疾患やホルモンの関与など、セルフケアでは対処しきれない原因が隠れていることもあるためです。

セルフケアで改善しないケース

頭皮のニオイは、皮脂や汗、頭皮の常在菌のバランスの乱れによって生じます。丁寧にシャンプーをしても頭皮のニオイが改善しない場合、皮脂分泌が多い体質のほかに、食生活の乱れや睡眠不足、ストレスといった生活習慣が影響している可能性があります。

医療機関で相談できるケース

頭皮のニオイの原因には、皮脂分泌の多さに加えて、脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患や、ホルモンバランスの変化が関与している可能性があります。医師が頭皮の状態を診察し、原因に応じた治療法やケア方法を提案します。必要に応じて薬が処方されることもあります。頭皮のニオイが長く続く場合には、自己判断だけで悩まず、医療機関への相談を検討することも大切です。

女性AGAと診断された場合の治療例

皮脂分泌の背景にホルモンバランスの影響が関係している場合には、女性の薄毛(女性AGA)と診断されるケースもあります。女性AGAと診断された際には、治療薬としてスピロノラクトン(内服薬)が処方されることがあります。抗アンドロゲン作用(男性ホルモンの働きを抑える作用)により皮脂の過剰分泌を抑える働きがあり、その結果として頭皮環境に改善がみられることがあります。

ただし、頭皮のニオイに対する直接的な効果が承認されているわけではありません。ニオイが続くときや、抜け毛の増加、フケ、かゆみなどの症状が気になる場合は、頭皮環境の悪化や別の疾患が関与している可能性もあるため、医師への相談を検討しましょう。

頭皮のニオイ・ベタつきが気になる方へ|オンラインで医師に相談できます

「夕方になるとニオイが気になる」「頭皮がずっとベタつく」――頭皮のニオイの原因は見た目だけでは判断が難しいため、セルフケアで改善しない場合は医師に相談することで原因に応じた対策が検討できます。

DMMオンラインクリニックと提携する医療機関では、女性の薄毛や頭皮環境に関するご相談に対応しており、診察から薬の受け取りまでオンラインで完結します。

※DMMの提携医療機関では、スピロノラクトン(アルダクトンジェネリック)などを取り扱っています。

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頭皮のニオイは生活習慣と頭皮環境の見直しから

頭皮のニオイは、皮脂や汗の分泌量増加や、頭皮の常在菌のバランスの乱れが主な原因です。食生活の偏りやストレス、睡眠不足、誤ったシャンプーの仕方などが皮脂分泌を増やし、ニオイやベタつきにつながることがあります。多くの場合、生活習慣の見直しや正しい頭皮ケアによって改善が期待できます。

ただし、脂漏性皮膚炎やホルモンバランスの変化などが関与しているケースでは、セルフケアだけでは改善しないこともあります。頭皮のニオイが長く続くときや、抜け毛、フケ、かゆみなどの症状を伴う際には、医療機関への相談も検討しましょう。忙しい方や外出が難しい場合は、オンライン診療を活用することで自宅から相談することもできます。

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