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肝斑とシミ、正しくケアしないと悪化する? セルフチェック法と治療のポイント

2025/03/31
監修:辛島 史憲

肝斑とシミは見た目が似ていますが、原因や治療方法が異なります。肝斑は、主に頬や額に左右対称にあらわれ、ホルモンバランスの影響を受けやすいのが特徴です。一方、シミは顔だけでなく不規則に出現し、紫外線や加齢が主な原因となります。間違ったケアをすると悪化する可能性がありますので、正しく見極めることが大切です。

この記事では、肝斑とシミの違いを詳しく解説し、それぞれに適した治療法を紹介します。ご自身の肌に合ったケアをみつけるヒントになれば幸いです。

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肝斑とシミの違い

肝斑とシミは、一般的に「シミ」とまとめて扱われることがあります。しかし、肝斑には左右対称にあらわれる、境界がはっきりしている、といった特徴があり、「シミ」とは異なります。この章では、肝斑とシミの違いについて詳しく解説していきます。

肝斑とは

肝斑とは、主に頬や額に左右対称にできる、薄茶色で境界がはっきりした色素斑です。特徴として、頬や額にはできやすいものの、目の周りにはできにくいことが挙げられます。肝斑の原因として、妊娠、経口避妊薬(ピル)、ホルモンバランスの変化、化粧品、外用薬、紫外線などが考えられます。

また、摩擦や炎症が肝斑を悪化させる可能性はありますが、直接の原因ではありません。改善と悪化を繰り返し、長期的な治療が必要となることもあります。

シミとは

一般的にシミと呼ばれるものの多くは、日光黒子(にっこうこくし)などを指し、顔だけでなく手の甲や体にもできることがあります。日光黒子は紫外線が原因で発生するシミの一種です。加齢とともに増えやすいという特徴があり、老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)とも呼ばれます。

シミは正常な皮膚との境界線が曖昧であり、皮膚表面は滑らかで凸凹がありません。色は褐色からやや黒色の色素沈着で、大きさは直径が数mmのものから1cmを超えるものまでさまざまです。その他にも「そばかす」として知られる雀卵斑(じゃくらんはん)もシミの一種とされています。

肝斑とシミの見分け方

肝斑とシミを見分けるときには、出現部位や色の濃さと形、治療反応の違いの3つのポイントをチェックしてみてください。ただし、正確な診断には医師の診察が必要です。適した治療法については自己判断することなく、医師に相談しましょう。

肝斑とシミの違い:見分けるチェックポイント

肝斑とシミを見分けるポイントは、以下の表の通りです。

また、シミの一種に後天性真皮メラノサイトーシス(後天性両側性太田母斑色素斑:ADM)と呼ばれるものがあります。これは思春期以降の女性に多くみられるもので、顔に数ミリ程度の褐色の点状色素斑が左右対称にあらわれるのが特徴です。

肝斑やシミの診断には医師の診察が必要

肝斑とシミを見分けるチェックポイントを解説しましたが、正確な診断には医師の診察が必要です。

診断を確定させるためには、皮膚科などの医療機関を受診しましょう。近くに皮膚科がない場合は、オンライン診療という選択肢もあります。

肝斑とシミの治療法の違い

肝斑とシミ、それぞれの代表的な治療法を紹介します。

肝斑の治療

肝斑に対する治療法は、以下の表の通りです。

シミの治療

シミに対する治療法は、以下の表の通りです。

レーザーや光治療は、同じメニュー名であっても使用するレーザー照射機器や費用がクリニックによって異なるため、内容を事前に確認することが大切です。

また、シミや肝斑の治療として、ピーリングやダーマペン、ポテンツァをすすめられるケースもあります。これらの治療では、古くなった角質を除去したり、表皮に小さな穴を開けることで肌のターンオーバーを促進し、色素沈着改善のサポート効果が期待できます。どの治療が適しているかは肌の状態によって異なるため、医師と相談しながら最適な方法を選びましょう。

間違ったケアによるリスク

肝斑やシミなどの色素沈着は、美白化粧品だけでは十分に改善しきれないことも少なくありません。特に肝斑は、紫外線だけでなくホルモンバランスの乱れやストレス、摩擦などの内的・外的要因が複雑に関わっています。そのため、一般的な美白ケアだけでは根本的な原因にアプローチできず、効果を実感しにくいケースもあります。

また、メイクで隠そうとしてコンシーラーを強く叩き込む、何度もこするなどの摩擦により、肝斑やシミを悪化させるリスクがあります。スキンケアやメイクの際には、やさしく触れることを心がけましょう。

受診するタイミング

市販薬を使用しても肝斑やシミが改善せず、徐々に濃くなったり範囲が広がったりする場合は、一度受診することをおすすめします。近くの皮膚科もしくはオンライン診療などをご検討ください。適切な治療を受けるためにも、医師に相談してみましょう。

よくある質問

最後のパートで、肝斑とシミに関するよくある質問に回答します。

Q.肝斑はいつからできる?

A.肝斑は主に30~40代の女性に発症しやすいといわれていますが、20代で発症するケースも報告されています。

Q.コストを抑えてシミを増やさない方法は?

A.今あるシミの悪化防止・新たなシミを作らないための予防として、美容内服がおすすめです。美容内服に使用される医療用医薬品は、市販薬に比べて有効成分の含有量が多く、より効果的な治療を求める方に適しています。

Q.美容内服はどれくらいで効果が出る?

A.美容内服の効果を感じ始めるまでには、少なくとも1ヶ月ほどかかるといわれています。特に、しっかりとした肌の変化を実感するには、3ヶ月以上の継続がおすすめです。

ただし、肌のターンオーバー(生まれ変わり)の周期には年齢によって差があり、効果のあらわれ方にも個人差があります。一般的に、ターンオーバーの周期は20~30代で約1ヶ月程度、40代以降になると1ヶ月半から2ヶ月程度を要するため、内側からのケアが肌表面に反映されるまで時間がかかります。

シナールやトラネキサム酸にはメラニンの生成を抑える働きがありますが、飲み始めてすぐにシミが消えるわけではありません。コツコツと続けることで、肌が少しずつ生まれ変わり、トーンが明るくなるなどの効果が期待できます。

無理なく継続することが、美容内服を取り入れる上でのポイントです。用法・用量を守りながら、毎日のケアに取り入れてみましょう。

 

Q.肝斑とシミはどちらを先に治療すべき?

A.肝斑と他のシミが混在している場合、まずは肝斑の治療を優先するのが一般的です。特に肝斑はレーザー刺激によって悪化するリスクがあるため、レーザー治療を検討している方は注意が必要です。肝斑をしっかりコントロールした上で、他のシミ治療に進むのが安全かつ効果的です。医師と相談しながら、肌の状態に合った適切な治療の順番を選びましょう。

Q.肝斑やシミは保険診療で治療できる?

A.肝斑やシミに対する治療は美容目的となり、自由診療となります。ただし、太田母斑(おおたぼはん)や異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)、扁平母斑(へんぺいぼはん)などの「あざ」に対する治療には、一定の条件下で保険診療が認められています。

肝斑とシミを正しく見分けて、後悔しないケアを

肝斑とシミはそれぞれ異なる特徴を持っており、適切な治療法の選択が大切です。特に肝斑は摩擦やホルモンの影響を受けやすいため、セルフケアだけでは改善しにくく、間違ったケアで悪化するケースもあります。

一方で、シミは主に紫外線や加齢が原因で、レーザー治療や光治療が有効とされています。しかし、「そこまでお金をかけられない」「美容系クリニックはキラキラしたイメージでハードルが高い」という方も多いはずです。そのような場合、まずは手軽にオンライン診療で美容内服を始めるのも一つの方法です。内服薬は、肝斑やシミの原因となるメラニンの生成を内側から抑える働きがあり、続けやすい点もメリットです。

まずは無理なくできるケアから始め、継続することが大切です。医師に相談の上、適した薬を取り入れてみてください。肝斑やシミの悪化を防ぎながら、美しい肌を目指しましょう。

肌悩みはオンラインで医師に相談
市販品で解決しなかった肌悩みは、オンラインで医師に相談。スキンケアは続けることが大切です。予約〜お薬の受取までの負担が少ない医療機関を選びましょう。※医師の判断により処方できない場合があります。

出典

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