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コラムカテゴリED・早漏防止

EDとは?症状・原因・セルフチェックとオンライン診療を解説

更新日:2026/08/27
監修:辛島 史憲

「最近、勃起しづらい」「性行為中に中折れする」「以前より硬さが足りない」と感じていても、一時的な不調なのかEDなのか、自分では判断しにくいことがあります。

EDは年齢だけでなく、ストレス・生活習慣・病気・服薬状況など複数の要因で起こる可能性があります。

この記事では、EDの定義や原因、セルフチェック、生活習慣で見直せること、治療薬、オンライン診療の流れを解説します。

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EDとは?主な症状と判断の目安

EDは、勃起障害や勃起不全に相当する英語“Erectile Dysfunction”の頭文字を取った略称です。医学的には、以下のように定義されています。

“満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること”

以前は異なる言葉で呼ばれることもありましたが、治療薬が登場したことをきっかけに、医学用語であるEDが一般の人にも広く知られるようになりました。

では、EDの診断はどのように行われるのでしょうか。一般的には、医師による問診によって診断されます。問診では、セックスや起床時の勃起状況、性欲、射精の有無、心理的な状態などについて確認されます。

他の病気のように問診票が使われることもあります。EDを診断する問診票はいくつかあり、以下の質問が含まれます。

  • どれくらいの頻度で勃起を維持できたか
  • どれくらいの時間勃起を維持できたか
  • セックスに満足できたか
  • どれくらいペニスが硬くなったか

EDで悩んでいる人はどのくらいいる?

日本性機能学会が2023年に行った、全国調査の結果をみてみましょう。20〜79歳の男性37,485人を対象にオンライン調査への参加を依頼し、6,228人から回答を得ました。

まず、EDに悩んでいるかどうかについて尋ねたところ、「はい」と答えた人は13.0%でした。

一方、「陰茎は大きくなるが、硬くはない」から「陰茎は完全に硬く、硬直している」までの5段階で評価する勃起硬度スコアによる回答では、EDとされる「グレード2」以下の人の割合は30.9%でした。これは日本人男性の約1,400万人がEDであることを示しています。EDの割合は20代が30代・40代を上回っていました。

また、夜間勃起のない男性は30代、40代よりも20代に多く、性欲を感じない男性も25~39歳よりも20~24歳が多いという結果でした。

本人には自覚がなくてもEDと判定される人は多く、さらに若い男性は性的欲求や性的満足度が低い傾向も示されました。

若い男性にもEDがみられる理由

若い男性にEDが増えている背景には、デジタルコンテンツの多様化やソーシャルメディアの充実が大きく影響している可能性があります。パーソナライズされた性的情報に気軽にアクセスすることで、性的な感覚を鈍らせたり、理想と現実のギャップを感じさせたりし、EDにつながるという考え方です。

ただし、性的な動画などがEDの直接的な原因であるとは断定できず、個人によって影響の度合いも異なります。

EDかも?と思ったときのセルフチェック

EDかどうかは自己判断だけで確定できるものではありません。しかし、以下のような変化が繰り返し起こる場合は、自分の状態を整理する目安になります。

  • 勃起しても以前ほど硬くならない
  • 性行為の途中で中折れする
  • 勃起を維持しにくい
  • 朝立ちや性的刺激への反応が減った
  • ストレスや緊張があるとうまくいかない

飲酒や体調不良、心理的なストレスをきっかけとした一時的な不調は、誰にでもよくあることです。不調を繰り返す場合や長期間に及ぶ場合は、医師に相談しましょう。原因を見つける手がかりになり、適切に対策を立てやすくなります。

ED・早漏はオンライン診療で相談
なかなか人には相談しづらい悩み。オンライン診療で自宅にいながら気軽に医師に相談できます。お薬は自宅に届くので、誰にも知られず始められます。※医師の判断により処方できない場合があります。

EDの原因にはどんなものがある?

EDは、いくつもの原因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。ここでは、EDを引き起こす可能性のある多種多様な要因について説明します。

EDの原因は器質性・心因性・混合性の3種類

EDの原因は、大きくわけると3つです。

  • 病気や加齢など、身体的な要因による器質性ED
  • 心理的な要因によってEDになる心因性ED
  • 器質性EDと心因性EDが混ざり合った混合性ED

ほとんどのEDは混合性EDであり、その中で器質性の要素が大きいもの、心因性の要素が大きいものがあります。

心因性EDは文字通り、不安や緊張、焦りなどのストレスやうつ状態など、精神的なものに起因するEDです。

器質性EDの原因は、加齢、糖尿病、肥満や運動不足、心血管疾患や高血圧などさまざまです。中には薬や手術など、他の病気のための治療が原因となっているものもあります。

EDになりやすい人の特徴

以下に代表的なEDの要因をまとめました。

■代表的なEDの要因

  • 加齢
  • 生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満)
  • 喫煙
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • 過度の飲酒
  • ストレス・抑うつ状態
  • 服薬中の薬(降圧薬、抗うつ薬、前立腺疾患の治療薬など)

ただし、これらに当てはまるからといって、EDと判断されるわけではありません。

EDと早漏との関係は?

EDと早漏は異なる性機能障害ですが、併存する場合があります。EDの人は射精に至るまでの時間が短い(早漏である)こともいくつかの研究で示されています。

早漏とEDが直接関連しているという証拠はありません。しかし、早漏で抑うつや不安がある人は、EDにもなりやすいことが明らかになっています。

早漏の定義や対策については、関連記事をご覧ください。

EDは自分で改善できる?生活習慣でできる対策

EDは、原因によって自分で改善できるものと医療の手助けが必要なものに分けられます。このパートでは、自分でできるED対策を紹介します。

生活習慣の見直しで改善が期待できるケース

EDの原因と考えられているもののうち、生活習慣の見直しで改善が期待できるものに、肥満、運動不足、喫煙があります。

肥満はEDと関連するだけでなく、糖尿病や心血管疾患、高血圧など、他のED要因を引き起こす危険因子でもあります。よって、適正体重を目指すことは、勃起機能の改善につながる可能性があります。また、運動不足を解消するための適度な運動も、同様にEDの改善に役立ちます。

喫煙もEDの原因の1つです。喫煙がEDの原因となるメカニズムとしては、血管内皮障害やペニスへの血流障害、交感神経の刺激などが考えられています。多くの研究で、喫煙者がEDになりやすいことが示されており、禁煙は有効なED対策といえます。

ED対策に役立つ食生活は?

EDのリスクを高める肥満、糖尿病、高血圧の予防・改善には、食生活も大切です。肥満の人は食事の量やバランスを見直し、糖尿病や高血圧の人は医師から指導されている食事療法をきちんと守りましょう。

ED対策に役立つ運動は?

また、食生活の改善と同時に運動を行うのもよい方法です。

有酸素運動や骨盤底筋トレーニングは、EDの改善に役立つ可能性が報告されています。

有酸素運動は、EDの要因となる肥満や生活習慣病の改善に役立つため、結果として、EDにも効果があるものと考えられます。

骨盤底筋トレーニングは尿漏れ治療のための運動療法として行われますが、EDにも効果があることが明らかになっています。以下に、骨盤底筋トレーニングの方法を紹介します。

  1. 仰向け、椅子に座る、立つなど、続けやすい姿勢を選びます
  2. その姿勢のまま、肛門まわりの筋肉を引き締めます(10秒程度)
  3. 力を抜き、全身をリラックスさせます(10秒程度)
  4. このサイクルを1日30回以上繰り返します(最初はできる回数から始めましょう)

なお、骨盤底筋トレーニングによって射精コントロールが改善したとする研究がありますが、研究数や対象者数は限られており、効果には個人差があります。これらの方法を試しても改善がみられない場合、医療機関の受診も検討しましょう。

ED治療薬とは?種類・効果・入手方法

ED治療には、原因である糖尿病や高血圧の治療の他に、EDそのものを改善する治療薬があります。「治療薬」といってもEDを完治させるのではなく、必要なときに勃起に導く薬です。このパートでは、ED治療薬であるPDE5阻害薬について解説します。

PDE5阻害薬(ED治療薬)とは?

PDE5阻害薬は、ペニスの海綿体に作用して勃起を助ける薬です。服用しただけで自動的に勃起する薬ではなく、効果を得るには性的刺激が必要です。

有名なバイアグラ(シルデナフィル)の他にも、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)、ステンドラ(アバナフィル)といった薬があり、薬によって効果が少しずつ異なります。飲んでから効果が出るまでの時間、効果が持続する時間、食事の影響など、医師と相談しながら自分のスタイルに合った薬を見つけましょう。

なお、どのED治療薬でも共通する副作用には以下のものがあります。

  • 頭痛
  • ほてり
  • 消化不良
  • 鼻閉(鼻づまり)
  • 眼症状

副作用は一時的で軽い場合もありますが、あらわれ方や程度には個人差があります。

気をつける必要があるのは、4時間以上勃起が続く場合です。極めて稀な副作用ですが、万が一そのようなことがあれば、緊急度が高いのですぐに医師に相談しましょう。

各ED治療薬の特徴や選び方については、こちらの記事をご覧ください。

ED治療薬は医師の診察・処方を受けて入手するのが基本

ED治療薬は、基本的に医師の診察を受け、処方されたものを使用します。

ただし、シアリスは要指導医薬品として市販化されており、処方箋がなくても薬剤師による確認・服薬指導を受けた上で購入できます。

個人での売買や医療機関以外の場所からの購入は、「医薬品医療機器等法」(通称:薬機法)という法律で禁止されているためご注意ください。

また、インターネットを利用した海外からの個人輸入は、偽造医薬品の可能性もあり、大変危険です。医師の診察を受けずに入手した場合、体に合わずに思わぬ副作用が出る可能性もあります。

通院が難しい場合は、オンライン診療で相談できる医療機関もあります。

医師に相談した方がよいケース

EDは生活習慣や心理的な要因で起こるほか、糖尿病・高血圧・心血管疾患などの病気や、服薬中の薬が関係していることもあります。

自己判断で放置せず、気になる症状が続く場合は医師に相談しましょう。原因の特定や治療の選択がしやすくなります。

症状が繰り返し起こる、または長く続いている

一時的な不調ではなく、症状が繰り返し起こる場合や長く続く場合は、医師への相談を検討しましょう。

糖尿病・高血圧・脂質異常症などの持病がある

糖尿病などの生活習慣病はEDの原因となります。生活習慣病の治療中で勃起力の低下などを感じている人は、EDについてかかりつけの医師に相談することをおすすめします。

服薬中の薬やAGA治療薬との関係が気になる

降圧薬、抗うつ薬、前立腺疾患の治療薬などは、EDに影響することが報告されています。また、EDや性欲低下は、AGA治療薬の副作用として報告されています。これらの薬を使用している人は自己判断で服薬を中止せず、まずはかかりつけの医師に相談しましょう。

生活習慣を見直しても変化がない

食生活の改善、運動、禁煙、休養などを一定期間試しても症状が変わらない場合は、生活習慣以外にも原因が存在している可能性があります。

医師の診察を受けることで、原因に応じた治療方法を検討できます。

パートナーとの関係や性行為への不安が強い

EDが原因でパートナーとの関係に不安を感じている場合は、自分だけで抱え込まないようにしましょう。身体的・心理的な要因を整理し、対応方法を検討できます。

医師のワンポイント

ED治療というと、「一度始めたらずっと薬を飲み続けるのでは」と不安に思ったり、相談すること自体を恥ずかしく感じたりする方もいらっしゃると思います。

ただ、EDの原因や程度は人それぞれです。特に緊張や不安などが関係する心因性EDでは、ED治療薬を数回使用して性交への自信を取り戻すことで、その後は薬がなくても問題なくなる方もいます。また、症状によっては生活習慣の見直しだけで改善が期待できる場合もあります。

必ずしも「長く薬を飲み続ける治療」になるわけではありませんので、まずはご自身の状態を知るという意味でも、気軽に医師へご相談いただければと思います。

オンライン診療でEDを相談する流れ

EDは対面診療だけではなく、オンライン診療で相談できる場合もあります。オンライン診療では、自宅などから医師の診察を受けられます。

配送先や受け取り方法を選べる場合もあるため、プライバシーが気になる方は事前に確認してください。

DMMオンラインクリニックのオンライン診療の流れ

【1】予約

診療科目と日時を選んで予約します。この下にある「診療を予約する」ボタンからも予約可能です。

【2】問診票記入

WEB問診票に、症状や体調、服薬中の薬、持病などを記入します。

【3】診察

ビデオ通話で医師の診察を受けます。症状や生活習慣について確認した上で、処方の可否や薬の種類について相談できます。

【4】薬の受け取り

処方がある場合は、指定した住所や受け取り場所で薬を受け取ります。医師の判断により、処方できない場合もあります。家族やパートナーに知られたくない場合は、配送先や受け取り方法を事前に確認しておくとよいでしょう。

詳しい利用方法は、DMMオンラインクリニックのご利用ガイドをご覧ください。

よくある質問

ED治療薬に関するよくある質問をまとめました。

Q.EDは自然に回復することがありますか?

A.疲労やストレスなどが原因の一時的な不調であれば、自然に回復する可能性があります。繰り返す場合や長期に及ぶ場合は、医師に相談しましょう。

Q.EDは筋トレやトレーニングで改善できますか?

A.有酸素運動や骨盤底筋トレーニングは、EDの改善に役立つ可能性が示されています。ただし、原因によって必要な対応は異なり、運動だけで改善するとは限りません。

Q.EDが改善する食べ物はありますか?

A.特定の食べ物だけでEDが改善するとはいえません。しかし、栄養バランスのよい食事は、肥満や糖尿病、高血圧などの予防・管理を通じて、勃起機能の維持に役立つ可能性があります。

Q.ふにゃちんや中折れはEDですか?

A.勃起の硬さが不十分な状態や中折れを繰り返す場合は、EDに該当する可能性があります。一時的な不調か判断できない場合は、医療機関を受診することをおすすめします。

Q.ED治療薬で完治しますか?

A.ED治療薬は、服用時の勃起を補助する薬であり、根本的な治療法ではありません。EDを完治させるためには、原因となる病気や状態を改善する必要があります。

Q.ED治療薬を飲み続けると効かなくなる?毎日飲む必要がある?

A.毎日飲む必要はありません。また、飲み続けたからといって効かなくなるようなこともありません。

ED治療薬は、セックスをするタイミングで飲む薬です。必ず用法・用量を守り、24時間は服用間隔を空けるようにしてください。

なお、タダラフィルには毎日少量を継続して服用できる低用量タイプもあり、安定した勃起機能の維持を目的として用いられることがあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

Q.ED治療薬が効かない場合は?

A..ED治療薬が効かないと感じる場合は、まず医療機関で処方された薬を使用しているか、服用方法が適切かを確認しましょう。

ED診療ガイドラインでは、シルデナフィルが効かなかった患者236名を対象とした研究で、初期治療がうまくいかなかった原因の81%を不適切な服用方法が占めたと報告されています。具体的には、次のようなケースです。

  • 油っこい食事の後に服用した
  • 性的刺激がない状態で使用した
  • 服用するタイミングが適切でなかった
  • 数回しか試していなかった

正規の薬剤を適切に服用しても十分な効果が得られない場合は、薬の種類や治療方法について医師に相談してください。

Q.ED治療薬以外の治療法は?

A.ED治療薬以外の治療法としては、陰圧式勃起補助具というペニスにかぶせて吸引する医療機器や、海綿体にPGE1という薬を注射するといった方法があります。

また、心因性の場合はカウンセリングなどが有効な場合があります。

さらに、原因となる疾患を治療することにより、EDが改善したという報告があります。現在、慢性疾患の治療を受けている方は、医師の指示のもと適切な治療を続けてください。

EDの症状が続く場合は医師に相談を

EDは年齢に関係なく、20代でも起こる身近な症状です。加齢だけでなく、生活習慣、心理的要因、病気、服薬中の薬など、複数の要因が関係することがあります。

生活習慣の見直しが役立つ場合もありますが、症状を繰り返す、または長く続く場合は、原因や対応方法を確認するために医師への相談を検討してください。

DMMオンラインクリニックと提携する医療機関では、WEB問診とビデオ通話を通じて、自宅などからEDについて相談できます。気になる症状がある場合は、まずは診療の流れや治療薬の種類を確認してみてください。

出典

DMMオンラインクリニックのED治療薬

海外製シルデナフィル・海外製バルデナフィル・海外製タダラフィルについて

◆未承認医薬品等
本診療科目に用いる上記薬剤は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
◆入手経路等
提携クリニックが本治療に用いる海外製の医薬品・機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、提携クリニック所属の医師の判断の下、個人輸入をしたものになります。
◆国内の承認医薬品等の有無
国内においてED治療薬として承認されている同量かつ同一成分の医薬品はありません。同一成分を有する医薬品としては、シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルがあります。
なお、当院ではED治療薬として国内で承認されている上記薬剤の取り扱いもございます。

◆諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

アバナフィル錠 (アバナ同一有効成分薬)について

◆未承認医薬品等
本診療科目に用いるアバナフィル錠(アバナ同一有効成分薬)は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
◆入手経路等
提携クリニックで処方するアバナフィル錠(アバナ同一有効成分薬)は、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
◆国内の承認医薬品等の有無
国内においてED治療薬として承認されている同一成分の医薬品はありません。
◆諸外国における安全性等に係る情報
アメリカ食品医薬品局(FDA)においてED治療薬として承認されています。

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こちらからお問い合わせください。