EDや早漏は改善可能! 原因や治療法をご紹介します
世界中で多くの男性が抱えるEDや早漏の悩み。成人男性の4人に1人はEDに悩んでいるといわれ、EDを発症している人の3人に1人が早漏を併発することがわかっています。
男性にとって性機能に関する問題は、自信に大きくつながる要素ですよね。こうした性機能障害が、パートナーとの破局や離婚、不仲の原因にもなっているケースも多く、特に海外では離婚の理由として認められている国もあります。
EDや早漏は原因に合った対処や治療をすれば改善可能な症状です。自身にあった改善方法を実践していきましょう。
【ED】EDとは?
EDとはErectile Dysfunction の略称で、日本語では勃起不全、勃起障害と呼ばれています。症状としては勃起が起こらないケースの他、硬さが不十分であったり、硬さが維持できない状態が持続または再発するなど、性行為時に男性器が満足に機能しない状態を示します。
通常は性的な刺激を受けると脳から神経を介して信号が陰茎に伝わり、陰茎にある陰茎海綿体の動脈が拡張して血流が流れ込むことで勃起が起こります。
しかし神経や血管が何らかの要因によって正常に動かなくなってしまうと、陰茎海綿体の動脈が拡がらないため、十分な量の血液が流れず、勃起が起こらなかったり満足な勃起が得られなくなってしまうのです。
【ED】EDの原因と対策
EDは原因によって、器質性、心因性、薬剤系の3種類に分類されます。ただし、多くの方がこれらの原因を複合して発症しています。
器質性
加齢に伴って生じる、動脈硬化、糖尿病、高脂血症といった血管や神経の障害が原因となっている場合です。EDの原因となりうる病気の予防や、生活習慣を整える意識を持ちましょう。
心因性
日常生活における精神的なストレスや、性的トラウマなどの過去の出来事が原因となっている場合です。カウンセリングやお薬の服用で簡単に治る可能性があります。
薬剤系
他の病気の治療のために服用している薬がEDの原因になっている場合があります。普段服用している薬剤が、中枢神経や末梢神経、血管系などに作用することで勃起のメカニズムを崩している可能性があるので、まずは医師に相談しましょう。
【ED】EDの治療に効果的な処方薬
EDは治療で改善可能な症状です。ED治療薬として世界的に有名なバイアグラとレビトラは即効性に優れ、硬さの効果も実感できます。シアリスは副作用が少なく長時間作用するため、欧米では非常に人気の高いED治療薬です。
インターネットで医薬品個人輸入代行業社などから購入することもできますが、中には異なる成分が混入している偽物であったり、効果が出るどころか逆に健康被害を起こすものもあります。服用する場合は、必ず医師の処方を受けて治療を行うようにしましょう。
【早漏】早漏とは?
早漏はPE(Premature Ejaculation)とも表され、性行為の際に射精をコントロールできず挿入後に早期に射精してしまい、それによってストレスやネガティブな感情を抱いてしまう状態を示します。
この早期という時間に関しては専門家の間でさまざまな見解がありますが、一つの基準として日本人男性は挿入から射精に至るまでに平均6~7分ほどといわれており、その半分よりも短い3分以内であれば早漏と判断できるのではないかとされています。
ただ、挿入から射精までの時間よりも、性行為の際にパートナーが短いと感じるかどうかが判断の重要なポイントとなります。
【早漏】早漏の原因と対策
早漏の原因として3つのタイプあります。原因によって改善方法が異なりますので、自身の症状がどのタイプに当てはまるか確認してみましょう。
心因性早漏
性行為に対する精神的なストレスやトラウマによってセロトニンの分泌量が減少し、射精を早めるノルアドレナリンという要素が活発化することにより、射精までの時間が短くなります。性行為の際にリラックスすることや、早漏治療薬・プリリジーの服用が有効です。
過敏性早漏
陰茎が性的な刺激に弱く、ちょっとした刺激で射精をしてしまいます。性行為の経験が少ない若い方、アスリートなどの運動量の多い方、包茎で亀頭への刺激に過敏な方に見られます。性行為の経験を増やすこと、包茎を改善することが早漏対策につながります。
衰弱性早漏
加齢による男性ホルモンの低下によって射精をコントロールする筋力が弱まり、射精しやすい状態になります。この場合は、PC筋(骨盤底筋の総称)を鍛えることで効果が得られます。トレーニングの方法は「肛門をギュッと絞めて緩める」動作を繰り返すだけ。簡単なのでぜひ試してみてください。
【早漏】早漏の治療に効果的な処方薬
物理的な要素がない場合は、心因性早漏の可能性が高いでしょう。心因性早漏はセロトニンの不足によって引き起こされるため、セロトニンを増やしてノルアドレナリンを減らすことが早漏改善へとつながります。
そこで有効なのは、世界初の早漏治療薬・プリリジーです。プリリジーの成分である ダポセキチンには、脳の過剰な興奮を抑えて射精時間を延ばす効果があります。
EDと早漏の関係
EDと早漏を合併する原因として考えられるのは「EDによって勃起を維持できない」というストレスにより、心因性早漏になってしまうことです。
EDも早漏もメンタルの影響により起こりやすい症状です。併発してしまった場合は、バイアグラなどのED治療薬を服用することで勃起力を回復させ、プリリジーなどの早漏治療薬を併用しながら改善していくことがおすすめです。
処方薬に関する情報
ED治療薬について
ED治療薬の副作用で主にみられるものは、体のほてり、頭痛、鼻づまり、動悸、血圧異常 ・めまいですが、一般的に問題なく服用いただける方がほとんどです。
プリリジーについて
未承認医薬品等
本診療科目に用いるプリリジーは、国内では承認されていない未承認医薬品です。
入手経路等
提携クリニックで処方するプリリジーは国内医薬品販売代理店経由で購入しております。
国内の承認医薬品等の有無
国内では未承認ですが、2012年から厚生労働省の許可を得て輸入されています。
諸外国における安全性等に係る情報
欧州を中心にアジアでも認可され、スウェーデン、フィンランド、スペイン、ポルトガル、ドイツ、オーストリア、イタリア、ニュージーランド、シンガポール、韓国など60か国以上で認可されており、30か国以上ですでに数百万人の使用実績があります。
副作用
ごく稀に下記の副作用が起きる場合がありますが、一般的に問題なく服用いただける方がほとんどです。
吐き気、めまい、頭痛、口の渇き、下痢、傾眠、疲労、不眠、立ちくらみ、鼻づまりなど。
もし症状が辛い場合は直ちに使用を中止し、担当の医師にご相談ください
価格
ED治療薬
EDのお薬代の詳細は、サービスサイトからご確認ください。
EDの料金についてはこちら
なお、当院で取り扱っているバイアグラ、レビトラ、シアリス、アバナフィルは、公的医療保険が適用されない自由診療です。
プリリジー
早漏防止のお薬代の詳細は、サービスサイトからご確認ください。
早漏防止の料金についてはこちら
参考
・一般社団法人日本製機能学会『ED診療ガイドライン』(参照2022.3.14)
・日本新薬株式会社『EDケアサポート』(参照2022.3.14)
・お薬通販部『メディカルガイド』(参照2022.3.14)
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