ED治療薬はどれがいい? シーン別選び方ガイド・効果比較
勃起障害/勃起不全(ED)で切実に悩んでいる男性は多いと思います。1998年に最初のED治療薬である「バイアグラ(シルデナフィル)」が米国FDAで承認されて以降、EDは薬で治療できるようになりましたが、種類が多く、どれを選べばよいのか悩むこともあるのではないでしょうか。
ED薬全般にいえることとして、お酒を飲んでからの使用には注意が必要です。お酒は勃起力の低下と血圧を下げることがあり、ED薬の種類を問わず影響を受けます。アルコールの作用によりED薬の効果が十分に出ない可能性がありますので、極力控えましょう。
今回は、日本で入手可能なED治療薬の特徴を中心に紹介します。
ED治療薬の種類
ここでは、現在、日本で入手可能なED治療薬のうち、4種類について紹介していきます。
実績で選ぶなら「バイアグラ(シルデナフィル)」
「バイアグラ(シルデナフィル)」は世界で最初に臨床応用されたPDE5阻害薬というタイプのED治療薬です。もともとは狭心症の治療薬として開発されていたものの、有効性が認められませんでした。一方、臨床試験に参加していた人から勃起するとの報告があったため、ED治療薬として承認されたという経緯があります。
性行為の1時間前に飲むことで効果を発揮し、効果は4時間程度続くとされています。
※画像はイメージです
食事の影響:あり
通常、内服後30~60分で効果を発揮しますが、食後すぐに服用すると効果が弱まり、効果があらわれるのも遅くなります。食事と服用のタイミングに注意しましょう。
DMMオンラインクリニック:バイアグラ(シルデナフィル)の価格
「シルデナフィル(バイアグラジェネリック)」1錠あたり264円~690円(税込290円~759円 ※1)、口の中でサッと溶ける「バイアグラODフィルム」が640円~860円(税込704円~946円 ※2)で1錠・1シートから購入可能です。
※DMMオンラインクリニックの料金はこちら
※1 まとめ買い(30錠セット):海外製シルデナフィル錠30mg 264円(税込290円)、バラ売り:海外製シルデナフィル錠55mg 690円(税込759円)
※2 まとめ買い(30シート):バイアグラODフィルム25mg 640円(税込704円)、バラ売り:バイアグラODフィルム50mg 860円(税込946円)
*別途配送料500円(税込550円)**2024年10月時点
即効性と持続性のバランスで選ぶなら「レビトラ(バルデナフィル)」
「レビトラ(バルデナフィル)」は、日本で2番目に承認されたED治療薬です。
服用のタイミングはシルデナフィルと同じく性行為の1時間前ですが、効果は内服後30分~最大7時間と長く続きます。
先発品は販売中止になっていますが、ジェネリックが複数のメーカーから出ており、使用可能です。
食事の影響:少ない
食事の影響はバイアグラ(シルデナフィル)に比べ受けにくいですが、油っぽい食事の後だと影響を受けてしまいます。さっぱりとした食事を心がけましょう。
DMMオンラインクリニック:レビトラ(バルデナフィル)の価格
「バルデナフィル(レビトラジェネリック)」1錠あたり856円~1,280円(税込942円~1,408円 ※3)で1錠から購入可能です。
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※3 まとめ買い(30錠セット):海外製バルデナフィル錠11mg 856円(税込942円)、バラ売り:国内製バルデナフィル錠20mg 1,280円(税込1,408円)
*別途配送料500円(税込550円)**2024年10月時点
効果の長さで選ぶなら「シアリス(タダラフィル)」
「シアリス(タダラフィル)」は、有効時間が最大36時間と長いタイプのED治療薬です。土曜日に服用すれば、週末の間に効果が期待できることから、ウィークエンドピルと呼ばれています。
服薬のタイミングは、シルデナフィルやバルデナフィルと同様に性行為の1~21時間前です
食事の影響:基本的になし
食事の影響は基本的に受けません。効き目の長さもあり、週末に宿泊旅行する場合などによいかもしれません。
DMMオンラインクリニック:シアリス(タダラフィル)の価格
「タダラフィル(シアリスジェネリック)」1錠あたり608円~1,040円(税込669円~1,144円 ※4)で1錠から購入可能です。
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※4 まとめ買い(30錠セット):海外製タダラフィル錠11mg 608円(税込669円)、バラ売り:国内製タダラフィル錠20mg 1,040円(税込1,144円)
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効き目の早さで選ぶなら「ステンドラ(アバナフィル)」
「ステンドラ(アバナフィル)」は、効き目の早さを特徴とするED治療薬です。性行為の15〜30分前の服用で効果を発揮することから、急なタイミングに対応しやすくなっています。
食事の影響:少ない
食事の影響は少ないとされていますが、レビトラ(バルデナフィル)と同様、油っぽい食事は避けた方がいいでしょう。
DMMオンラインクリニック:ステンドラ(アバナフィル)の価格
「アバナ(ステンドラジェネリック)」1錠あたり1,133円~1,480円(税込1,247円~1,628円 ※5)で1錠から購入可能です。
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※5 まとめ買い(30錠セット):アバナ-100(ステンドラジェネリック)1,133円(税込1,247円)、バラ売り:アバナ-200(ステンドラジェネリック) 1,480円(税込1,628円)
*別途配送料500円(税込550円)**2024年10月時点
ED治療薬一覧
ED治療薬の作用メカニズム
では、ED治療薬はどのようにペニスを勃起させるのでしょうか。ここでは作用メカニズムについて説明します。
男性が性的な刺激を受けると、ペニスを構成する海綿体(スポンジ状の組織)に「cGMP(サイクリックジーエムピー:環状グアノシン一リン酸)」と呼ばれる物質が増えます。cGMPは海綿体の筋肉をゆるくする働きがあり、ゆるくなった組織に血液が流れ込むことにより、ペニスは硬く勃起します。
cGMPは「PDE5(ホスホジエステラーゼ5)」という物質によって分解されますが、性的刺激がなくなればcGMPは新たに供給されないため、cGMPがなくなり勃起は終了します。
EDの人はcGMPの量が少なく、性的刺激によってcGMPが増えても、すぐにPDE5が分解してしまい十分な勃起が起こりません。
ED治療薬(PDE5阻害薬)はPDE5がcGMPを分解することを防ぎ、cGMPを増やすことによってペニスを勃起させます。
精力剤との違いは?
ED対策として、市販されている精力剤を試す人もいるかもしれません。ED治療薬と効き目は違うのでしょうか。
実は、多くの精力剤は医学的に効果が立証されていません。精力剤の場合、疲労回復やプラセボ効果により、精神的な高揚感で性的興奮が高まり、ある程度の効果が得られるものと思われます。
ED治療薬の副作用
ここでは、ED治療薬を使用するにあたって気になる副作用を紹介します。
どのED治療薬でも共通する副作用として、
- 頭痛
- ほてり
- 消化不良
- 鼻閉(鼻づまり)
- 眼症状
などがあります。症状は軽いことが一般的で、一時的なものが多いようです。
気をつける必要があるのは、4時間以上勃起が続く場合です。極めて稀な副作用ですが、万が一そのようなことがあれば、すぐに医師に相談しましょう。また、タダラフィル特有の副作用として背中・大腿の痛みがあります。
ED治療薬を使用できない人
以下のような人はED治療薬による治療を受けることはできません。
- ED治療薬の成分に対して過敏症のある人
- ニトログリセリンなどの硝酸薬を使用している人
- 心血管系の病気がある人やあった人
- 肝臓に重い障害がある人
- 腎臓に重い障害がある人
- 低血圧症または治療を受けていない高血圧症の人 など
また、ED治療薬と一緒に使用できない薬があります。病気の治療のために薬を服用中の人は、診察の時にどんな薬を使っているのか医師に伝えるようにしましょう。
ED治療薬に関するよくある質問
ED治療薬に関するよくある質問にお答えします。
Q.ED治療薬で早漏は改善されますか?
A.ED治療薬で早漏が改善したとの報告もありますが、一般的には勃起には作用するものの射精には影響がないとされています。
早漏に効果がある早漏防止薬もありますので、お悩みの方は早漏についても医師に相談してみましょう。
Q.ED治療薬を飲み続けても問題ない?
A.ED治療薬の成分は、肺高血圧症という難病の治療薬としても用いられており、毎日飲んでも基本的には問題はありません。
ただし、ED治療薬として使用する場合は、飲む間隔を24時間以上空けるなど、医師から指示された用法・用量を守るようにしましょう。
Q.ED治療薬を友人からもらって飲んでも問題ない?
A.友人からもらって飲むのは避けてください。法律に違反するおそれがあります。また、ED治療薬も他の処方薬と同様、症状や原因、他の疾患にかかっているかなど、個々人の状況に基づいて医師が処方しています。処方された人以外が飲むと、効果が出ないばかりか想定外の副作用が起こる可能性があります。
「受診が恥ずかしい」「安く手に入れたい」などの理由で、海外から個人輸入で購入を考えている人もご注意ください。海外で販売されているED治療薬は偽物が多く、有害な成分が含まれている危険性があります。個人輸入はもちろん、国内においても医師の処方によるもの以外は購入しないようにしましょう。
まとめ
ED治療薬は費用の点や羞恥心から、インターネット経由で購入を考える人も多いかと思います。購入する場合は、医師の診察のもと、処方してもらえる医療機関で入手するようにしましょう。
ED治療薬にはいくつかの選択肢がありますが、使い勝手や副作用は薬ごとに異なり、相性もあります。今回の記事を参考に、何種類か試しながらご自分に合ったED治療薬を見つけてみてください。
出典
DMMオンラインクリニックのED治療薬
アバナ(ステンドラジェネリック)について
◆未承認医薬品等
本診療科目に用いるアバナ(ステンドラジェネリック)は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
◆入手経路等
提携クリニックで処方するアバナ(ステンドラジェネリック)は、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
◆国内の承認医薬品等の有無
国内においてED治療薬として承認されている同一成分の医薬品はありません。
◆諸外国における安全性等に係る情報
アメリカ食品医薬品局(FDA)においてED治療薬として承認されています。
海外製シルデナフィル・海外製バルデナフィル・海外製タダラフィルについて
◆未承認医薬品等
本診療科目に用いる上記薬剤は、国内未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
◆入手経路等
提携クリニックが本治療に用いる海外製の医薬品・機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、提携クリニック所属の医師の判断の下、個人輸入をしたものになります。
◆国内の承認医薬品等の有無
国内においてED治療薬として承認されている同量かつ同一成分の医薬品はありません。同一成分を有する医薬品としては、シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルがあります。
なお、当院ではED治療薬として国内で承認されている上記薬剤の取り扱いもございます。
◆諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
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