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コラムカテゴリドライアイ・眼精疲労

ドライアイの目薬はどれがいい?症状別の選び方と効かない・しみる原因まで解説

公開日:2026/05/07
監修:辛島 史憲

ドライアイは、涙の分泌量が減少したり、蒸発しやすくなったりして生じる身近な症状です。目の乾きや違和感を和らげるために目薬を使う人が多い一方で、使用しても十分な変化を感じにくい場合や、刺激を感じる場合もあります。

ドライアイは、原因や目の状態によって適した目薬や対処法が異なります。この記事では、症状に応じた目薬の選び方、市販薬と処方薬の違い、効かないと感じるときの原因と対処法、受診の目安まで整理します。

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ドライアイの目薬は症状別に選ぶのが基本

ドライアイの目薬はどれも同じではなく、症状に応じた使い分けが求められます。まずは目の乾き方など自分の状態を把握し、適切に対処しましょう。

軽い乾き:人工涙液

軽い乾きや違和感には、人工涙液タイプの目薬でケアするのが基本となります。涙に近い成分で目の表面をうるおし、不足した水分を補います。刺激が少なく使いやすいため、軽度のドライアイや長時間の画面作業による乾きに対して、最初に選択されることが多いタイプです。

乾きが強い:ヒアルロン酸

乾きが強く続く場合は、ヒアルロン酸配合の目薬が適しています。高い保水力により涙を目の表面にとどめ、うるおいを持続させます。人工涙液で物足りなさを感じる場合や、乾きが長時間続く場合に用いられます。

しみる:防腐剤無添加

目薬が目にしみるときは、防腐剤無添加タイプを選ぶとよいでしょう。防腐剤は保存性を高める一方で、目の状態によっては刺激となるケースがあります。無添加タイプであれば負担を抑えやすく、敏感になっている目でも使いやすい傾向があります。

なお、目薬がしみる場合、防腐剤や点眼成分が刺激になっていることがありますが、目の表面の傷や炎症、感染などが関係している場合もあります。防腐剤無添加タイプが選択肢になることはありますが、強い痛みや充血、視力低下、目やになどを伴う場合は眼科を受診しましょう。

改善しない:受診を検討

目薬を使っても症状が改善しない場合は、自己判断で使い続けずに眼科の受診を検討しましょう。ドライアイ以外の眼科疾患が隠れているか、症状に対して目薬の選択が適切でない可能性があります。市販薬で改善しない場合には、原因を確認した上で対応を見直すことが重要です。

ドライアイにおすすめの目薬と選び方

ドライアイの目薬は、症状や使用状況によって適した種類が異なります。ここでは、症状に応じた目薬の選び方や使用時の注意点を整理します。

症状別(乾き/ゴロゴロ/かすみ)での選び方

同じドライアイでも症状によって適した目薬は異なります。自覚している症状に合わせて選びましょう。

  • 乾きが中心の場合:保湿・保水を目的とするタイプ
  • ゴロゴロとした違和感が強い場合:角膜表面の保護効果が期待されるタイプ
  • かすみを伴う場合:涙液の安定化に関連したタイプが検討される場合がある

コンタクト使用時の注意点

コンタクト装用中は、使用できる目薬が限られます。製品によってはコンタクトレンズ装用中の使用を想定しておらず、レンズの変質や刺激につながるおそれがあります。目薬を選ぶ際は「コンタクト対応」や「装用中使用可」と記載された製品を選び、使用方法を確認しましょう。

防腐剤の有無での選び方

目薬は、使用頻度や目の状態に応じて、防腐剤が入っているものを使うかどうか選びましょう。防腐剤入りの目薬は保存性に優れていますが、使用回数が多い場合や目の表面が敏感な状態では刺激となる可能性があります。点眼回数が多い場合や目にしみやすいときは、防腐剤無添加タイプが選択肢となります。

市販と処方の違い

ドライアイでは、症状の程度に応じて市販薬と処方薬を使い分けます。市販薬は軽度の乾きや一時的な不快感をやわらげる目的で使いやすい一方、処方薬には涙の分泌や質そのものに働きかけ、症状の改善を目指すものもあります。症状が強い場合や長引く場合は、医療用点眼薬の使用を含めて検討することが重要です。

ドライアイに使われる目薬の種類

ドライアイの治療には、さまざまなタイプの目薬が使われます。涙の代わりとして潤いを補うものから、水分を保持して涙を安定させるもの、さらに涙の分泌や質に働きかけるものまであり、それぞれの特徴や役割が異なります。目的に応じた違いを知ることで、自分に合った選択がしやすくなります。

人工涙液

人工涙液は、涙の代わりに目の表面をうるおす目薬です。不足した水分を補って、軽度のドライアイや一時的な乾き、異物感の改善につながります。涙に近い成分で構成されており刺激が少ないため、ドライアイ治療の基本となります。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸配合の点眼液は、水分を保持する力に優れており、涙を目の表面にとどめることで涙液の安定化を助けます。うるおいが持続しやすく、乾燥症状が強い場合や、人工涙液では十分な改善が得られない場合に検討されます。ドライアイ治療で広く用いられる保湿系点眼液のひとつです。

処方薬(ジクアス・ムコスタ)

ジクアスやムコスタなどの処方薬は、涙の分泌や涙液の質に働きかけてドライアイの原因そのものにアプローチする目薬です。人工涙液やヒアルロン酸で改善しにくい場合や、中等度以上のドライアイで用いられるケースがあります。症状や目の状態に応じて、眼科での適応が判断されます。

防腐剤の違い

目薬には、開封後の品質を保つために防腐剤が含まれているものがあります。一方で、点眼回数が多い場合や目の状態によっては刺激として感じることもあるため、使用感に応じて無添加タイプが選択されることがあります。

使用時の注意点と考えられる違和感・副作用

目薬の種類によっては、点眼時にしみる感覚や、かゆみ、目やになどの違和感が出る場合があります。多くは一時的なものですが、使用感が合わないと感じる場合は無理に継続せず、別の目薬を検討します。

目薬の成分によっては、過去にアレルギー反応があった場合に使用できないことがあります。使用歴や過去の副作用について、受診時に医師へ伝えましょう。

また、まれに強い痛みや急な視力低下、異常な目やにが出るなどの症状がみられる場合があります。このような場合は、自己判断で使用を続けず、早めに眼科での確認が必要です。

医師のワンポイント

目薬を使ったときに「少ししみる」「一時的に違和感がある」と感じることは、珍しいことではありません。特にドライアイが強い方では、目の表面が敏感になっているため、点眼時に刺激を感じやすいことがあります。処方薬でも、眼刺激、眼脂、眼痛、異物感などは副作用として報告されています。

実際の診療でも、市販薬や処方薬を使い始めた直後に「しみる」と相談される方はいますが、目薬の種類を変える、点眼回数を調整する、防腐剤無添加タイプを選ぶなどで使いやすくなることがあります。また、「乾きが強くてしみていた」方が、ドライアイ治療を続けることで目の表面の状態が落ち着き、刺激感も軽くなるケースがあります。

目薬が効かないときに考えられること

目薬を使っても症状が改善しない場合は、選んだ目薬や使い方が合っていない可能性があります。この章では、点眼方法や使用頻度、目の状態との相性など、考えられる要因を整理します。

症状と薬のミスマッチ

ドライアイの症状に合っていない目薬を選ぶと、十分な効果が得られないことがあります。たとえば、軽い乾き向けの目薬では強い乾燥に対応しきれない場合があります。

原因がドライアイ以外である場合も、点眼だけでは変化が出にくくなります。症状や原因に応じて適した目薬を選ぶことが重要です。

使用方法

目薬は、使い方が適切でないと本来の効果を十分に発揮できません。点眼回数が少なすぎたり、自己判断で過剰に使用したりすると、期待した改善が得られないことがあります。

また、複数の目薬を併用する場合は点眼間隔を空ける必要があるため、用法・用量を守って使用しましょう。

別疾患の可能性

目の不快感の原因は、必ずしもドライアイとは限りません。アレルギー性結膜炎、眼精疲労、まぶたの炎症、コンタクトレンズによる刺激など、他の疾患や要因が関与している可能性もあります。

加えて、ストレスによる涙の分泌低下や、自己免疫疾患など全身状態が関係しているケースもあります。目薬を使っても改善しない場合は、ドライアイ以外の原因がないか確認する必要があります。

市販と処方の違い|どちらを選ぶべき?

ドライアイは、市販薬で対応できる場合と、処方薬が必要になる場合があります。この章では、症状の程度に応じた選び方の目安を解説します。

市販で様子を見るケース

軽度の乾きや一時的な違和感であれば、市販の目薬で対応できる場合があります。長時間の画面作業や空調環境など、生活環境が原因と考えられる場合は、市販薬によるセルフケアで状態が落ち着くこともあります。症状が続く場合や悪化する場合は医師に相談しましょう。

処方が検討されるケース

乾きや異物感が強い場合や、市販薬を使っても症状が長引く場合は、処方薬による治療が検討されます。医療用点眼薬には、涙の分泌や質に働きかけるタイプもあり、市販薬では対応しきれないドライアイに用いられます。症状の程度や原因に応じて、医師により治療方針が判断されます。

切り替えの目安

市販薬を使用しても変化が見られない場合は、そのまま使い続けずに眼科の受診を検討しましょう。明確な期間の基準はありませんが、1週間程度使用しても症状が変わらない場合や悪化する場合は、別の対応が必要となる可能性があります。

医師のワンポイント

軽い目の乾きや一時的な違和感であれば、市販の人工涙液やヒアルロン酸配合の目薬で様子を見ることも選択肢です。ただし、1週間程度使っても改善しない場合や症状が悪化する場合は、目薬の種類が合っていない、使い方が適切でない、コンタクトレンズや生活環境が影響している、あるいは別の疾患が隠れている可能性があります。

痛みや急な視力低下、強い充血、目やになどがなく、慢性的な乾きについて相談したい場合は、オンライン診療で相談し、医師の判断により処方薬を検討することもできます。一方で、強い痛み、視力低下、強い充血、目やに、片目だけの強い症状、コンタクト装用中の強い違和感がある場合は、対面の眼科受診をおすすめします。

受診の考え方|眼科とオンライン診療の使い分け

市販薬での対応が難しい場合は、医療機関で原因を確認し、症状に応じた点眼薬を検討します。基本的には、眼科での診察を受け、目の状態に応じて治療する流れとなります。

通院する時間がない場合や、まずは相談から始めたい場合には、オンライン診療を利用する選択肢もあります。DMMオンラインクリニックと提携する医療機関では、症状や経過に応じて、医師が必要と判断した点眼薬について説明を受けることができます。

DMMオンラインクリニックで取り扱いのある点眼薬

DMMの提携医療機関では、以下の医療用点眼薬について相談・処方が可能です。

  • ジクアス点眼液 3%
  • ヒアレイン点眼液 0.1%
  • ヒアレインミニ点眼液 0.1%
  • サンコバ点眼液 0.02%

※ジクアス点眼液やヒアレイン点眼液は、ドライアイに対して用いられる点眼薬です。 サンコバ点眼液は、調節性眼精疲労における微動調節の改善に使用される点眼薬であり、使用目的が異なります。

ただし、「強い痛みや急な視力低下がある」「充血や異物感が長く続く」などの症状がある場合は、対面での診察が推奨されます。

ドライアイ・眼精疲労
軽い目の乾きや違和感があり、市販薬で様子を見るか迷う場合は、オンライン診療で相談する方法もあります。※症状によっては処方できない場合があります。

ドライアイの主な症状と原因

ドライアイでは目の乾きだけでなく、いくつかの症状があらわれます。代表的な症状と、その背景にある原因についても簡潔に紹介します。

主な症状(乾き・異物感・かすみ)

ドライアイでは、乾きだけでなく、ゴロゴロする異物感やかすみ、疲れ目、しみる感覚など、さまざまな症状がみられます。症状のあらわれ方には個人差があり、同時に複数の不快感が生じる場合もあります。

原因①|涙液減少

涙の分泌量が減ると、目の表面を十分にうるおせなくなり、ドライアイの原因となります。加齢や体質、薬剤の影響などが関与することがあります。

原因②|蒸発亢進

涙の量が足りていても、蒸発しやすい状態ではドライアイが生じます。まばたきの減少に加え、マイボーム腺の状態が関与する可能性も指摘されています。

生活習慣との関係

長時間の画面作業や空調による乾燥環境は、まばたきの減少や涙の蒸発を招き、ドライアイを悪化させる原因となります。作業環境や日常生活の見直しによって、状態が軽減する場合もあります。

目薬以外でできるドライアイ対策

ドライアイ対策には、目薬だけでなく生活習慣の見直しも関係します。日常生活で取り入れやすい対策を紹介します。

まばたき・休憩

長時間の画面作業ではまばたきが減り、涙が蒸発しやすくなります。意識的にまばたきを増やし、適度に休憩をとることで、目の乾燥や疲れ目の軽減につながります。

コンタクトの見直し

コンタクトレンズは、種類や装用時間によって目の乾きに影響します。乾燥を感じやすい場合は、レンズの種類や装用時間の見直しで症状が改善する可能性があります。

環境調整

空調の風や乾燥した環境は、涙の蒸発を促進します。加湿器の使用や風向きの調整など、生活環境を整えることもドライアイ対策として有効です。

受診を検討すべきサイン

次のような症状がある場合は、自己判断で対応を続けず、眼科での確認が必要です。ドライアイ以外の疾患が関与している可能性もあります。

  • 強い痛みがある
  • 急な視力低下がみられる
  • 充血や異物感が長く続く
  • 症状が悪化している
  • 日常生活に支障がある

これらの症状では、目の状態を詳しく確認する必要があります。早めに原因を確認し、状態に応じた対応が求められます。

ドライアイに関するよくある質問

ドライアイや目薬に関して、よくある疑問をまとめました。目薬の使い方や選び方など、本文でも触れた気になるポイントを簡単に確認できます。

Q.市販薬と処方薬の違いはありますか?

A.市販薬と処方薬では、有効成分の種類や濃度、作用の仕方が異なる場合があります。市販薬は軽度の症状に対応しやすい一方、処方薬は症状や原因に応じて選択されます。

症状が長引く場合や市販薬で改善しない場合は、医療機関での相談を検討しましょう。

Q.点眼時にコンタクトレンズを外す必要はありますか?

A.種類によって異なります。コンタクトレンズ装用中の使用が想定されていない点眼薬もあるため、事前に使用可否を確認しましょう。

一部の処方薬では以下のような違いがあります。

  • コンタクトを外して使用するもの(例:サンコバ点眼液)
  • 装用中でも使用できるもの(例:ジクアス点眼液、ジクアスLX点眼液、ヒアレイン点眼液)

実際の使用にあたっては、医師や薬剤師の指示に従ってください。

Q.ドライアイは目薬で治せますか?

A.目薬はドライアイの症状緩和に有効ですが、完治できるものではありません。原因によっては生活習慣の見直しや追加治療で生活の質の維持を目指す場合があります。

Q.ドライアイで失明することはありますか?

A.ドライアイは一般的に失明に直結する疾患ではないとされています。ただし、重症化すると角膜障害を起こし、見え方に影響する可能性があります。症状が続く場合には、早めに受診してください。

Q.重度のドライアイの治療法にはどんなものがありますか?

A.重度の場合は、処方薬に加えて涙点プラグなど、より専門的な治療が検討されることがあります。症状や原因に応じて、眼科で適切な治療法が選択されます。

ドライアイの目薬は症状に合わせて選ぶ

ドライアイの目薬は一律に選ぶのではなく、症状に応じて使い分けます。軽い乾きには人工涙液、乾燥が強い場合にはヒアルロン酸、しみる場合には防腐剤無添加タイプが候補となります。

市販薬で改善しない場合は、処方薬による治療や原因の見直しが必要になるケースもあります。症状が続く場合は早めに受診を検討しましょう。通院が難しい場合は、オンライン診療で相談する方法も選択肢となります。

ドライアイ・眼精疲労
軽い目の乾きや違和感があり、市販薬で様子を見るか迷う場合は、オンライン診療で相談する方法もあります。※症状によっては処方できない場合があります。

出典

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